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My Column

“徹底的古典臨書”の最中の書作品制作
2月16日(金)00時04分

 “書聖”王羲之(おうぎし)の古典臨書(りんしょ)を徹底的に行っている最中、創作書道作品書家、北山直高の作品より、一例>を(古典臨書の傍ら)枚数多く書き込み、そして当Official site『書家的漢字近代詩文書館』に【詩文書作品】や、『書家北山直高(モバイルVer.)』用作品の公開。
 たしかに大学時代も、あらゆる先人の残した名品を徹底的に臨書学習する時間はあり、今までも、何か一つの古典・古筆にターゲットを絞って臨書学習、という機会は、しばしばありました。
 しかし、そういった古典・古筆臨書の最中の書道作品制作は、大学時代も含めて、あまり行った経験がありません。
 臨書をやるなら臨書、創作活動をやるなら創作、といった具合です。
 臨書学習を十分に行う一方、創作活動も強く意識し「臨書のための臨書」にならないようにすることは、非常に大切な書との関わり合い方の一つである、と考えています。
“徹底的古典臨書”の最中の書作品制作



競争意識<Japanese calligrapher,Kitayama Naotaka>
10月1日(日)14時40分

 「私は、やんわり、のんびりと書道を楽しみたい。ただ、字が綺麗になれればそれでいい」。
 ほとんど書に携わったことの無い方、書道に触れる機会の皆無であった方がよくおしゃる言葉です。勿論、何をどのように思って書道を学習しようが、それは各人の自由でありこういう思想でなければならない、という問題でもないでしょう。
しかし、このような書道に対する姿勢というのは、その人に対して全く何の(書道の世界における)技術、それへの根気・熱意ももたらしません。
書家、北山は書道教室を主宰することで、それを痛切に感じるのです。『ただ、字が綺麗になれれば・・・。ただ純粋に書に触れることができれば・・・』。書に対する考え方に甘過ぎるところがあります。
ただ、字を綺麗に習いたいとお考えの方であっても、他に競争原理となる要素が何も無ければ遣り甲斐も無くなり、終局的には「こんなはずでは・・・」と考えるようになり、「自分は一体何をしていたのか」と後悔することになるのです。
 文字を綺麗に美しく書けるようになることの難しさ。さらに、誰も競争相手がいない、競争となる要素が無い、ということがプラスされればより一層「こんなはずでは・・・」。
私は、大学、そして国内最大規模の公募書展でその競争意識のなか、書学にまい進することができました。公募書展については功罪さまざまなことが言われます。しかし、書家というcreatorとして数々の書道作品<一例>を発表する立場となった今、その競争原理となった要素は、書家、北山にとって言葉では表現できないほどのプラス要因になったと感謝しています。
 人様に自身の書道作品をご高覧いただく。それだけで、ある種の競争意識の基となるところは十分に存在します。だから私は寝屋川市民文化祭(書道部門)への出品も(自身は勿論)当書道教室門下に心掛けるよう指導します。それは大規模公募書展に関わらず、中規模、小規模公募書展でも同じ事。さらに言えば、公募書展だけでなく、競書誌でも十分にそれの効果はあります。だからこそ、当書道教室でも競書誌を使用しています。
 やんわり、ほんわか、のんびりと書に親しむ・・・。ただでさえ深淵で難解な書道という芸術を、より一層難しくさせる、何の成長ももたらせることの無い意識です。



甲骨文字の臨書<書家北山直高>
9月17日(日)19時25分

 過日、当Official siteの臨書を専門に扱ったサイトに甲骨文字の臨書作品を公開しました。
普段の当書道教室の稽古では、最初に初学の方が触れる古典は『孔子廟堂碑』です。そして、競書誌手本でも、最初は孔子廟堂碑風の書道の手本を制作します(ただ12月の年賀状作成のときには甲骨文字を使用した“遊び”の要素を取り入れた年賀状を制作することもあります)。
 よって、整斉とした中国唐時代の楷書など、その系統の古典に触れる機会が必然的に多くなります、そして書家、北山自身の今までの書学の中心が“書聖”王羲之をはじめ、それを法とした王鐸王鐸行書作品王鐸草書作品、各一例)など書道史においては年代的に新しい古典です。結果、書道作品(例として、漢字近代詩文書仮名大字書一文字作品隷書など。実用書として当Official site『書家的作品一覧』に公開している「色紙」や「葉書」そして「扇子」等)もそれらを踏まえての作品です。
 しかし「書家として書道作品制作をする上で、何か全く異なった要素がほしい」と考えるようになりました。そこで、手をつけることが少なかった古代文字(今回は「甲骨文字」一例)を学習することで、今までの書道作品制作の“仕事の道具”をより多く増やせるのではないか。
 そのようなことを考え今回、甲骨文字の臨書で0.5p×6.7pの非常に長く且つ細い羊毛超長鋒筆を思う存分振ってみました。
甲骨文字の臨書<書家北山直高>




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